自己破産事例60代
■男性(65)独身:借入件数5件、負債額340万円
私は長年大工業を営んでいました。毎月の収入には変動があり、この1年位は経費を引くと10万円程度しかありませんでした。お金を借りるきっかけとなったのは、数年前の取引先の倒産による仕事の減少で収入が減ってしまったためです。また、仕事の契約をとるために接待をすることもあったので、接待費で生活が苦しくなりました。仕事に見切りをつけて辞めることも考えましたが、長年大工一筋でやってきて他の仕事の経験がなかったので、転職することができませんでした。また、頑張っていればそのうち軌道に乗るという甘い考えもありました。仕事の移動では車が必要だったので、車の維持費にもお金がかかりました。しかし、どんなに頑張っても大工業の景気は悪くなる一方で、収入の変動も激しくなりました。次第に返済のために借入をするようになっていました。アルバイト等をすることも考えましたが、高齢のため体力的に難しい状態でした。友人に話をしたら、「一度弁護士等に相談したほうがいい」と言われ、事務所に行きました。自己破産をして、仕事も辞め、今は年金とアルバイトの収入で生活をしています。長年の借金生活から開放されたので、もっと早く手続きを取っていれば良かったと思いました。
■女性(62)・独身:借入件数5件、負債額240万円
最初の借金の原因は主人のギャンブルでした。競馬やパチンコ等に給料をつぎ込むため、私はパートを掛け持ちして借金を返済しながら何とか生活をしていました。しかし、子供達が小学校にあがっても主人は家庭を顧みず、当時8歳と10歳の息子二人を連れて主人と離婚しました。子供たちのためにも不自由な思いをさせたくないと、仕事に精を出していましたが、中学高校へと進むにつれて教育費もかさみ、仕方なく消費者金融からお金を借りました。別れた主人は、養育費を一切払ってくれませんでしたので、その後も生活が苦しく借金は膨らむばかり。高校を卒業した息子たちは自立し、援助をしてくれるようになりましたので、「これで借金を返せる」と思っていましたが、なかなか借金は減らず、借金返済の為に仕事をしているようなものでした。このままの生活が続くのかと考えると気持ちが沈み、ストレスからうつ状態になり、仕事に行けない日々が続きました。そんな私を見かねた息子たちが「専門家に相談したほうがいい」と言ってくれました。実際に弁護士の先生にご相談したところ、自己破産を勧められましたが、抵抗がありなかなか踏み切れずにいました。しかし、これ以上息子たちに迷惑をかけるわけにはいかず、自己破産を決心しました。今でも生活は余裕がある訳ではないので大変ですが、息子夫婦との平穏な生活を送ることが出来て、息子たちには本当に感謝しています。
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弁護士法人レアール法律事務所
